不出馬表明に、地元の市民や議員らは…

大野氏は初代の自民党副総裁の大野伴睦氏を祖父に、労働大臣や運輸大臣を歴任した大野明氏を父にもち、母親のつや子さんも参議院議員を務めた「政界のサラブレッド」。

不出馬について地元羽島市では…。

(80代羽島市民)
「(不出馬は)いいんじゃないですか。あれだけ騒がれたのだから」

(70代羽島市民)
「けじめをつけてくれれば立候補しても、今まで応援してくれた人がたくさんいるはずだから。そのまま継続するだろうけど、皆さん半信半疑だよね」

参議院・岐阜選挙区にはこれまでに5人が出馬を表明しています。

大野議員との対決を回避することになった古巣の自民党は…

(自民党 岐阜県連会長 武藤容治 衆院議員)
「(自民党の候補者を)応援してくれるかどうかは分かりませんが、また協力いただける関係を持てたらいいと思う」

一方で…

(立憲民主党 岐阜県連代表 今井雅人 衆院議員)
「私は野党は候補者をできるだけ一本化するべきだという考えですので、これまでもそういう努力をしてきたし、これからも最後まで努力したい」

立憲民主党・岐阜県連の今井代表は参院選の野党候補一本化を模索する考えを明らかにしました。