福島県の農産物をPRするCMにも出演するなどしてきた、TOKIOのメンバー国分太一さんが、コンプライアンス違反のため無期限で活動休止となったことを受けて、福島県の内堀雅雄知事が23日、騒動後初めて取材に応じました。

国分さんの活動休止について、内堀知事は「話を聞いて非常に衝撃を受けました。現在状況を確認しながら、今後どうすべきかという検討を進めています」と心境を語りました。

取材に応じる内堀知事

福島県では、東日本大震災・原発事故後の2012年から、モモや野菜など、県産品をPRするCMにTOKIOを起用していて、今年度は夏ごろの放送に向け、準備を進めていました。

福島県のポスター

内堀知事は「これまで国分さんには福島県の復興応援をしっかりと進めていただいた。ただやはり今回、深刻な事態になっていますので、今後の対応をしっかり考えていきたいと思います」と述べました。

福島県西郷村を訪れた国分さん・今年5月

また、株式会社TOKIOの城島茂社長からの連絡は「現時点ではありません」とし、「まずどういった状況なのか話を伺いながら、今後の県としての対応を検討したい」と話しました。