様々なテーマで紙面づくりに取り組んでいる大分豊府高校新聞部。県のコンクールで8年連続で最優秀賞を受賞しているというその実力に迫ります。
部員9人が所属する大分豊府高校新聞部。毎月2回から3回およそ800部を全校生徒と教職員向けに発行しています。県のコンクールでは8年連続で最優秀賞を受賞。また、今年夏の全国高校総合文化祭でも優良賞を受賞しました。

(藤浪茜部長)「先生や学校行事の裏側など話を聴いて知ることができるのが楽しいです」
文化祭や部活動の大会結果など様々な学校活動を伝える「大分豊府新聞」。記事構成のこだわりは「見出し」です。端的に伝わるよう心がけて皆で話し合って作っているといいます。そして、なかには先生を直撃取材する企画も手がけています。
(藤浪茜部長)「先生のお昼ご飯を教えてもらう企画があって、割と読んでもらっています」
(甲斐アナ)「先生の素顔に迫る企画ですね。これは人気でしょうね」

また、紙面では時事問題も取り上げていて、この日執筆していた内容は「市立中学校の標準服導入について」。深掘りするために街頭での取材も行っています。
(森澤琴音さん)「今回小学生や高齢者から話を聴いて、世代が違うとこんなに意見が変わってくるんだなと思って、それが結構衝撃でした。賛成意見と反対意見どちらかに偏らないようにそれぞれ意見を並べて書くことに気をつけています」
多彩な内容で充実した新聞を発行するメンバー。最後に甲斐アナも逆取材を受けました。
(牧采佳さん)「高校生に向かってメッセージやアドバイスをいただけますか」(甲斐アナ)「勉強ももちろん大事ですけど、友達とこんなに一緒にいる時間って学生時代しかないので、友達との時間をたくさん楽しんでほしいなと思います」
甲斐アナが取材を受けた記事は10月28日に発行された新聞に掲載され、高校時代の過ごし方や就職までの経緯など大きく取り扱ってもらいました。

部員が目指すのは「学校が元気になる新聞」。年末に行われる県コンクールでの最優秀賞を目標に日々の取材活動を続けます。