熱中症が増加するこれからの時期に向けて、予防を呼びかける広報活動が岡山市北区で行われました。

「暑い時には不要不急の外出を控えるとか帽子とかをかぶっていただいて、そして水分もしっかりとっていただきながら」

岡山市消防局が熱中症の予防方法などを広く知ってもらおうと実施したものです。

消防によりますと、6月に入ってからきのう(22日)までに岡山市で熱中症の疑いも含めて救急搬送された人は49人で、去年6月の確定値に迫る勢いです。

また、7月は、体が暑さに慣れていないうちに気温が急に高くなりリスクが高くなることから、チラシなどを配りながら注意を呼びかけていました。

(岡山市消防局 白石能章救急指導担当課長)
「梅雨の時期から気をつけてほしいのと、夏本番に向かって本当に救急搬送が多くなったり、熱中症になったりする人が多くなりますので、予防対策をしっかりしてほしい」

岡山市消防局は、ふだんと比べて意識状態が悪い時には、ためらわず救急車を呼んでほしいとしています。