里山の風景をよみがえらせようと、宮崎県美郷町北郷で耕作放棄地を活用した田植えイベントが開かれました。

この取り組みは、耕作放棄地を復活させ、里山の美しい景観を後世に残そうと5年前から行われているもので、美郷町北郷で行われた22日の田植えイベントには、町内外から家族連れなどおよそ30人が参加。

3アールの田んぼにコメの苗を1本1本丁寧に手で植え付けていきました。

(参加者・小学3年生)
「初めてのことがあって、楽しかったです」
(参加者)
「子どもと一緒に田植えをするのは中々できない経験なので、自分が小さい時やったのと違った喜びがありますね」
「今、お米が高騰しているから、こうやって自分たちで作るのは大変なんだなと、農家さんの大変さが分かるので、すごくいい経験になります」

参加者たちは、今後も草取りやかかしづくりなどをして稲を育て、今年10月には収穫することにしています。