石川県内は21日も厳しい暑さとなっていて、小松ではすでに気温が35度以上の猛暑日を記録しました。このあとも熱中症に十分注意してください。


記者
「朝からカンカン照りとなっている金沢市内。兼六園を訪れる観光客の手にも日傘が欠かせません」

21日は1年で太陽が出ている時間が最も長いとされる夏至です。

石川県内はフェーン現象の影響も加わり、21日は朝からぐんぐんと気温が上がっていて、午前11時半までの最高気温は小松で35.4度と、全国一番の暑さとなっているほか、加賀中津原と白山河内で33.8度、金沢で32.9度などとなっています。

観光客
「暑い。子どもたちが暑さで元気ない」
「最近ずっと暑いの続いてるので、体もびっくりしちゃってて、結構体調崩すことも増えてきて、ちょっと危ないと感じる」

金沢市内では20日、コンビニエンスストアの駐車場に止まっていた車の中で70代の男性が心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡しました。消防によりますと、熱中症で亡くなった可能性があるということです。

日中は金沢で34度、輪島で33度まで気温が上がる予想で、引き続きこまめな水分補給を心がけるなど、熱中症に十分注意してください。