20日、福島県本宮市で80代女性がキャッシュカードをだまし取られ、さらに口座から現金20万円を盗まれる被害に遭ったことがわかりました。

警察によりますと20日午前11時ごろ、福島県本宮市の80代女性の自宅に保険会社を名乗る女から「還付金がある」という電話がありました。
その後、銀行員を名乗る男から「新しいキャッシュカードに変える必要がある 近くにいる女性職員を向かわせる」などと電話がありました。

そして銀行員を名乗る女が訪れ、渡された封筒にキャッシュカード1枚を入れたところ、「印鑑が必要」と言われ、80代女性がその場から離れた隙にに封筒をすり替えられ、キャッシュカードをだまし取られました。さらに、80代女性の口座から現金20万円が引き出され、盗まれる被害に遭いました。

警察では預金口座の暗証番号の確認など不審な電話があった際は、家族や警察に相談するよう呼びかけています。