歯磨きの代わりになる?スイーツの試食会が鹿児島市で開かれました。おいしくて歯にも優しい「口腔ケアスイーツ」とは?

色とりどりのマカロンやまるで宝石のようなグミ。

これらのスイーツは口腔ケアを目指せる、その名も「歯磨きスイーツ」です。

鹿児島大学・医歯学総合研究科の平間雅博准教授と鹿児島市のパティスリー・ル・ヴェールが開発し、20日は試食会が開かれました。

(記者)「生キャラメル甘い、これで口腔ケアができるというのは信じられない」

歯磨きスイーツは砂糖を使わず、虫歯の原因となる菌の栄養源になりにくい「希少糖」や、歯に付着する細菌の塊をできづらくするとされる「環状オリゴ糖」などが使われています。

食べることで口腔ケアの習慣をサポートし、歯磨きが苦手な子どもや介護現場、被災地などでの利用が期待できるとしています。

(試食)「おいしい!歯磨き弱者や(歯磨きが)できないときにいい」

(試食)「子どもが食べていても『歯磨きしなさい』と言わなくていいのかな」

(鹿児島大学・医歯学総合研究科 平間雅博准教授)「歯磨きが難しい人たちを助けるのがぶれない目的。歯磨きスイーツを食べる習慣が世界でできあがるとワクワクする」

試食会で人気だった商品は、今年の冬の商品化を目指しています。