見ると幸せになると鉄道ファンに人気の「ドクターイエロー」のミニ新幹線を山口県萩市の高校生が製作しています。

製作しているのは萩商工高校でものづくりを学ぶ3年生5人です。授業の一環で4月下旬に取りかかりました。20日は耐久性を高めるため外装となるガラス繊維にプラスチックの樹脂を塗る作業をしました。

ミニ新幹線は2両編成で全長は約3メートルです。モーターでレールを走り、3人から4人が乗ることができます。

萩商工3年生
「ガラス繊維の樹脂をつけるとき、なるべく空気が入らないようにするのが難しい。小さい子が見て、工業高校に入りたいなと思えるようになってほしい」

萩商工3年生
「みんなで協力して何か一つのものをつくることは楽しい」

来月11日の完成を目指しています。「ドクターイエロー」は7月18日に県立山口博物館で始まる「山陽新幹線50年展」で展示されます。