広島県呉市にある学校給食の調理場で、20日午前停電が発生しました。呉市が調べたところ、電気設備にヤモリが侵入したことが原因とわかりました。

呉市によりますと、20日午前7時ごろ音戸学校調理場に出勤した職員が、電源が落ちていることを確認しました。1時間半後に電源は復旧しましたが、食材の安全が確保できないとして、周辺の学校向けの給食調理を中止することにしました。
対象は、周辺にある9つの小学校と中学校の892食で、災害時などに使う非常食カレーと、ごはん、牛乳が提供されたということです。
呉市が調べたところ、調理場の電気設備にヤモリが侵入し、感電したことが原因と分かりました。

市はヤモリの侵入経路とみられる通気口に網を設置し、適宜目視で点検するとしています。