戦後テレビで訴えた「加害者としての国民的な反省がない」

46年前の1979年、堅太郎さんがRKBの終戦特別番組に出演した映像です。

司会者:毎日新聞福岡総局長 篠原治二さん
Q
スガモに収容されたんでしょうが当時はどういうお気持ちでしたか。戦争が終わってある程度考え方が変わるしですね。

冬至堅太郎さん(1979年)
「いや私はね、いかに戦時中であるといっても無抵抗な人間をね、自ら志願して4人も斬るなんて言語道断だと。それで取り調べにあたっては検事側には私のやったことは死刑に値するとはっきり自分から言いましたので。日本国民は被害意識が非常に、それを世界中に訴えようとしておりますけれど加害者としての反省が国民的な反省がないと思います」

在福岡アメリカ領事館 ロブ・フォース 領事
「戦争は悲劇的な出来事であり、私たちの義務はそれを決して忘れず、悲劇を防ぐためにたえまなく努力することです」