大分県杵築市のこども園で20日、不審者の侵入を想定した対処訓練が行われました。

この訓練は子どもたちを事件やトラブルから守るため、杵築日出警察署が中央こども園で毎年実施しているものです。

20日は、刃物を持った不審な男が園の敷地内侵入しようとする想定で訓練が行われました。参加した保育士は、ほうきを使って不審者の動きを止めて遠ざけようとする一方で、園児を安全な場所に避難させました。

(杵築日出警察署・福田雄一郎生活安全課長)「警察も110番通報を受ければ早く対応できますが、一時的には職員による子どもの誘導によって被害を抑えていただく必要があります」

また、園児が県内で急増するSNS型投資ロマンス詐欺の被害防止を呼びかけるメッセージカードも製作しました。