災害時に子どもたちの命を守ろうと、児童館の職員を対象にした防災授業が19日、高知市で行われました。

この授業は、防災に力を入れている高知市の「ミタニ建設工業」が開きました。対象は子どもたちの交流の場となる児童館の児童厚生員6人です。参加者たちは南海トラフ地震の被害想定や基本的な防災対策について説明を受け、自分たちの職場で危険がありそうな箇所や具体的な対策について話し合いました。

「防災の中で一番簡単にできる防災は片付け」

また、避難路確保のために日頃から片付けをしておくことなど発災前の対策が重要なことも伝えられました。参加者たちは子どもたちの命を守るための「備えの大切さ」を改めて感じていました。

(参加者は)
「日常の中で安全に管理していくことを意識して、子どもたちと一緒に地域の地形であったり、自分たちの館の特性を考えながら意識していきたい」

ミタニ建設工業はこの授業を通して、日頃から災害対策への関心を高めて欲しいとしています。