国会では会期末が迫るなか、最大の焦点だった内閣不信任決議案ついてです。立憲民主党の野田代表は、提出を見送ると表明しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「大事な外交努力をしなければいけないとき、そして、危機管理上の問題もあるときに、政治空白は作るべきではないと」

内閣不信任決議案の提出を見送った野田代表は、理由について、▼アメリカとの関税交渉が今も続いていること、▼中東情勢が緊迫していることなどに触れ、「政治空白を作ることを回避すべきだと判断をした」と説明しました。

ただ、石破政権については「信任できる状態ではない」と批判し、来月行われる参議院選挙の争点として訴えていく考えを示しました。