千葉県市原市で、無許可で搬入された土砂が“巨大な土の山”と化しています。「雨や風で崩れるかもしれない…」、住民は不安を抱えています。
千葉県市原市。6月19日、山道を走っていると、突然!
記者
「あちら、土の山が見えます」
現れたのは“土の山”。近づいてみると…
記者
「軽自動車と見比べてみても、高さが歴然としています。また奥にも続いています。山の側面に来てみると、ブルーシートがかけられた部分があるのが見えます。土砂が崩れたのでしょうか」
この土砂の山、市などの条例に違反して無許可で搬入されたものだといいます。
8000平方メートルほどの土地におよそ4万8000立方メートルの土砂が。その高さは最大17メートルにものぼります。
近隣住民
「不安ですね。このあれだったら、崩れると思いますよ。いま、集中豪雨ってあるじゃないですか。下にある田んぼの方まで、ばーっと流れる可能性もあるし」
市は搬入業者に対し、去年から撤去するよう指導や勧告を繰り返し行ってきましたが…
市原市 不法投棄対策・残土指導課 若菜成人 課長
「我々何度も指導しているが、まともに取り合わず、指導に応じてくれない状況」
未だ土砂は山積みのままに。
市は、条例に基づいて搬入業者に撤去の措置命令を出す準備を進めています。
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