広島県内では多くの観測地点でことし一番の暑さとなりましたが、各地で、熱中症の救急搬送が相次いでいます。

19日の昼間も日ざしが強く照りつけました。▽安芸太田町加計で34.9℃、▽府中市で34.7℃など、「猛暑日」まであと一歩に迫り、県内17の観測地点でことし最高の気温となりました。各地の消防によりますと、午後4時までに10代未満から80代までの男性8人が熱中症の疑いで救急搬送されました。このうち「中等症」が3人、70代の1人が、3週間以上の入院が必要な「重症」でした。

20日もよく晴れて、真夏の暑さが続く見込みです。広島県内では、熱中症の危険度が2番目に高い「厳重警戒」のレベルが沿岸部を中心に予想されています。エアコンの適切な使用やこまめな水分補給など、十分な暑さ対策をしながらお過ごしください。