川や海で遊ぶ機会が増える本格的な夏の時期を前に、水難事故の防止に役立ててもらおうと愛媛県今治市内の会社が開発したグッズが市内の小学校に贈られました。

けたたましく鳴り響く大きな音。今治市の会社が開発した水難事故防止グッズ「フロートホーン」です。

19日は大西小学校の1年生30人にプレゼントされました。

「フロートホーン」は腰に巻いて使い、溺れた際にベルトを引くと助けを呼ぶ大きな音と共に、膨らんだ浮きを抱いて助けを待ちます。

また、溺れている人に膨らんだフロートホーンを投げ渡すと、救助に繋がるといいます。

警察によりますと県内では去年7月と8月の2か月間で5件の水難事故が発生していて、小学生1人を含む3人が亡くなっています。