核兵器廃絶を願い全国を歩く「原水爆禁止国民平和大行進」が、宮城県内で行われています。

19日に仙台市で開かれた集会では、参加者が核兵器禁止条約への参加の必要性を訴えました。

この行進は、1日でも早い世界の核兵器廃絶を願い、毎年各県を巡りながら被爆地の広島や長崎を目指すもので、今回で68回目です。
19日の仙台市青葉区の錦町公園では、参加者約100人が集会を開き、日本が核兵器禁止条約に参加するよう訴えました。

県平和行進実行委員会 川名直子事務局長:
「昨年暮れにはノーベル平和賞に被団協が受賞したし、今年は被爆80年の年なので、平和をみんなで一緒に作っていけたら」

集会の後、参加者は核兵器廃絶を訴えながら、仙台市の中心部を歩きました。

6月15日から始まった県内での行進は、22日まで行われる予定で、8月に広島と長崎に到着する予定です。