富山地方鉄道の列車が、ドアが開いた状態のまま約700メートルも走行していたことがわかりました。幸い乗客にけがはありませんでした。

北陸運輸局によりますと、6月16日7時40分ごろ、上滝線の朝菜町駅から南富山駅の間で、3両編成の普通列車がドアが開いたままの状態で約700メートル走行し、その後ドアは自動で閉まったということです。

列車には乗客約200人がいましたが、車外に転落などの事故はなかったということです。

北陸運輸局は富山地鉄に原因究明と再発防止を指導しています。