入院患者と医療従事者双方の負担軽減などを目的に、石川県七尾市の恵寿総合病院で、世界で初めてスマートウォッチを活用した実証実験が始まりました。

入院患者が腕に付けているのは今では日常生活に浸透しているスマートウォッチ。

中国の通信機器大手・ファーウェイなどの協力で、13日から七尾市の恵寿総合病院でスマートウォッチを着用する実験が始まりました。

患者の血圧などの数値をナースステーションのモニターなどを通して確認でき、患者のストレスも軽減できるということです。

患者「別に違和感も無いし、素晴らしいと思ってます」

恵寿総合病院 神野正博理事長「絶えずセンサーを付けているので、血圧も含めて四六時中、患者さんの記録が取れる。状態の変化が起きたとしたらすぐ私たちが対応できるという大きなメリットがあると思います」

実験は2~3か月間行う予定で、今後は心拍数や体温なども加え、すべての病床での本格稼働を目指します。