暑さを感じにくい高齢者は室内でも熱中症に注意

名古屋市消防局は室内ではエアコン、扇風機を適切に使ってほしいと強調します。特に高齢者には注意して欲しいといいます。

(名古屋消防局 救急部 石田卓也さん)
「(熱中症疑いの搬送者は)65歳以上の方が約6割。高齢の方は暑さを感じにくく、室内でも(熱中症が)起こることがあります」

そして、命の危険が迫ったら、ためらわずに119番通報が必要ですが、消防への通報で心がけてほしいことがあるといいます。

(名古屋消防局 救急部 石田卓也さん)
「固定電話だと出動する場所がピンポイントで分かるが、携帯電話では大まかな場所しか分からないので、住所か分かりやすい目標物を言っていただくと迅速な出動につながる」

さらに、救急車が到着するまでの間、周りにいる人は患者に水分をとらせることが命を救うための有効なサポートになるということです。危険な暑さには、この後も注意が必要です。