この点字楽譜、普通に売られているものではありません。
特別に作ってもらっています。

「この2つのタテの点で、1小節の区切りということになるので…」

こう話すのは、山田由紀子さん(54歳)。
楽譜の点訳を行う新潟市のボランティア団体『ラルゴ』で活動しています。

ラルゴでは、合唱曲を中心にピアノやフルートなど、年間50曲ほどを点訳しています。

ラルゴ代表 山田由紀子さん
「強弱記号、メゾピアノとかメゾフォルテとか、rit.とか、atempoとか、音楽用語も全部、ほしいと言われるものは(点訳)します」

専用のパソコンソフトで楽譜に書かれているものを一つ一つ入力していきます。