世界最高の飛行技術を競う国際レース「エアレースX」は、2戦目が行われています。19日、室屋義秀選手が、福島市の空で圧巻のフライトを披露しました。

浦部智弘アナウンサー「エアレースX第2戦に臨む室屋選手が乗った飛行機がいま滑走路へと向かいます。このあと福島の空を駆けます」

世界最高の飛行技術を世界の空で競い合う『エアレースX』。チェコや南アフリカなど世界6か国から参加したトップパイロット8人が、それぞれの国で、同じ設定のコースを飛行し、そのタイムを競い合います。

今シーズンは4戦を戦い、4月に行われた開幕戦では2位に留まった室屋義秀選手。第2戦はターンが多いコースのため、旋回してもスピードが落ちない翼に改良して、レースに臨みました。

最高時速400キロ。重力加速度は12Gという極限の世界で、室屋選手は、1000分の1秒を争う迫力のタイムアタックを繰り広げました。

レクサス・パスファインダーエアレーシング 室屋義秀選手「けっこう暑さと湿度がきょうは高いのでそこが大変ですけど、コンディションはいい。現在2位につけているけど、最終戦に向かってしっかりポイントを取らないといけないのでこの第2戦は優勝をしっかり獲っておきたいなと思います」

エアレースX第2戦の結果は、予選が7月5日、決勝が翌6日に大会公式ユーチューブで配信される予定です。