岩手県北上市の工業高校で土木を学ぶ生徒たちが、地元の建設会社の若手社員から測量技術を学ぶ講習会が19日開かれました。

岩手県立黒沢尻工業高校で行われたこの講習会は、高校生の測量技術の向上と若手社員との交流を目的に建設業協会北上支部青年部会が毎年行っているもので、今年は3年生15人が参加しました。

生徒たちが挑戦したのは、測量機器で距離や高さなどをミリ単位で測り、杭を打つ最も基本的な測量方法の一つです。

(生徒は)
「学校の先生からは教えられない現場の知識とか入ってくるので、いい経験になります」
生徒たちは近い将来関わるかもしれない業界の雰囲気を感じながら、真剣な表情で測量に取り組んでいました。