きのう午後4時半ごろ、愛知県幸田町の豊坂小学校の児童たちが下校途中に立ち寄ったのが、通学路沿いにある自動車部品メーカー鈴木化学工業所です。

入り口に置かれたウォーターサーバーは児童たちのために下校時間を見計らって職員の皆さんが社内から運んできたもの。

(鈴木化学工業所 小幡和史 社長)
「この暑い中、学校に行く(小学生に)幸田町として水を提供しようという話があった」

この取り組みは幸田町が児童たちの熱中症予防のため、鈴木化学工業所に相談し2020年に始まりました。

上六栗(かみむつぐり)地区に住む児童たちは、小学校から約3キロの道のりを徒歩で45分ほどかけて下校しています。

鈴木化学工業所 小幡和史 社長

鈴木化学工業所は、ことし最近の暑さのため去年より約1週間設置を早めました。

(鈴木化学工業所 小幡和史 社長)
「小学生に安全に通ってもらいたいので、今後は気温を見ながら開始時期を決めていく必要がある」