19日も石川県内は厳しい暑さとなっていて、日中は各地で真夏日が予想されています。
この暑さの中、兼六園ではウメの実の収穫が行われています。

金沢市の兼六園には、1969年に明治百周年記念事業として梅林が整備され、約3000平方メートルの敷地に白加賀や摩耶紅など約20種類のウメが植えられています。

19日は庭師ら30人余りが約200本のウメの木から1つずつ丁寧に実を収穫していきました。

金沢城・兼六園管理事務所 志々目均作業長「なるべく傷つけないよう1つ1つ手で取っているからきれいだと。思う。意外とそばかすも少ない。兼六園のウメって。手間も愛情も込めて作ってもらいたい。そして、おいしく食べてもらいたい」

午前11時までの最高気温は輪島で30・5度とすでに真夏日となっている他、七尾で29・4度、金沢で29・3度を観測しています。

日中は金沢と輪島で31度まで気温が上がる見込みで、熱中症対策を心がけるようにしてください。