ウクライナの議会は、国外に住むウクライナ人などがウクライナの国籍も持てるよう、多国籍を認める法案を可決しました。ロシアによる侵攻で深刻化する人口減少に歯止めをかけるのが狙いです。
現地メディアなどによりますと、ウクライナの議会にあたる「最高会議」は18日、ウクライナと別の国の国籍を同時に持つことができるよう、多国籍を認める法案を可決しました。
ウクライナではこれまで二重国籍や多国籍が認められておらず、国外に住むウクライナ人がウクライナのパスポートを取得するには、他の国籍を放棄する必要がありました。
新たな法案では、海外でウクライナ人の両親を持つ子どもや、結婚して他の国の国籍を取得したウクライナ人への国籍取得の手続きを簡素化するほか、ウクライナの兵役に就く外国人もウクライナ国籍を持つことが可能となるとしています。
ウクライナ政府の推計では、国内の人口がおよそ3200万人に減少した一方、国外に住み、ウクライナにルーツを持つ人はおよそ2500万人いると見ています。
ウクライナ政府は、多国籍を認めることでロシアによるウクライナ侵攻で深刻化する人口減少に歯止めをかけたい考えです。
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