今年、商店街で三度の大火災を経験した北九州市。対策の一つとして取り入れた「防火指導員」が8日から活動しています。
◆目印は青いジャケット
青いジャケットを着た「防火指導員」。全員が、北九州市消防局の元職員です。

北九州市では今年、3回の大火災が発生しました。4月と8月には、小倉北区の旦過市場一帯が焼けました。さらに、先月には八幡東区の枝光本町商店街でも、空き店舗から電気系統のトラブルで出た火が燃え広がりました。
◆元消防職員が防火対策を指導
こうした火災を繰り返さないために、市が新たに設置したのが「防火指導員」です。経験豊富な元消防職員たちが、店舗を一軒一軒回り防火対策を指導します。

防火指導員「消火器は安全ピンが抜けていないか、サビや変形がないか確認してください」
店内で、特に注意しなければならないのがコンロ周りです。
防火指導員「清掃が非常に大事。油汚れが付着して固まって、下で炎があがると油汚れに着火して火事になる。自宅でもふきんを上に付けていますよね。乾燥すると下に落ちて燃えたりと」














