ハンディファンは今や暑さ対策の定番となっています。そのハンディファンに髪の毛が巻き込まれるケースが相次いでいます。

40代
「ハンディファン。もう、これがないと生きていけない」

20代
「ないと本当に暑くて、外に出られない」

今や“夏の必需品”ハンディファン。日中の最高気温が34.4℃まで上がった、きょうの東京都心。街にはハンディファンで暑さを和らげようとする人たちの姿が多く見られました。

化粧品メーカーの調査によると、現在、ハンディファンは10代後半から20代前半でおよそ8割、40代でも半数の人が使用しているといいます。

しかし、今、その使い方で危険だと言われているのが…

10代
「巻き込まれました。髪の毛切って。どうしようもなかった」

10代
「髪の毛が巻き込まれる」
「本当にそれ。切れました。思いっきり引き抜いて切れちゃって、諦めました。絶対あるあるだと思います、女の子は」

髪の毛がファンに巻き込まれたというもの。

こちらの女性も、ハンディファンに髪の毛が巻き込まれたことがあり、それ以来、髪を結ぶようにしたそう。

10代
「結構痛かったので、最近はまとめるようになった」

巻き込む髪は自分のだけではありません。

10代
「満員電車で他の人の髪がここに入って。横の人のポニーテールの髪が挟まって、どうにか取れて、『すみません』みたいな感じ」

満員電車で被害にあった人も…

ハンディファンに髪の毛が巻き込まれた人
「瞬間的に痛っていう感じで、満員電車で身動きがとれない状況で」

きのう朝、満員の山手線に乗車したところ、後ろの女性が使用していたハンディファンに髪の毛が巻き込まれたといいます。

ハンディファンに髪の毛が巻き込まれた人
「私が身長150センチで低いので、その方が165センチくらいあって、私の後頭部くらいにハンディファンがくる。そこに髪の毛が触れてしまって、ブチブチって、髪の毛が切れちゃった。満員の時はスイッチオフにするのが乗っている人にとって安全なのでは」

また、ハンディファンは、地面に落とすなど強い衝撃が加わり、破裂するなどの事故が5年間で51件報告されています。

夏に向け、さらに活躍しそうなハンディファン。使用には注意が必要です。