9日から15日までに岩手県内で確認された「百日せき」の感染者数は98人で、統計開始以降、最も多くなりました。

県によりますと、9日から15日までで県内で確認された「百日せき」の感染者数は98人でした。
前の週を1人上回り4週連続の増加で、全数把握がはじまった2018年以降で最も多くなりました。
「百日せき」は感染力が高く、乳児は重症化する恐れがあります。

また、「リンゴ病」とも呼ばれる伝染性紅斑は県全体の平均患者数が2.15人で前の週を0.37上回りました。
県央や奥州などの県内4つの保健所管内では、警報レベルとなる「2」を上回っていて注意が必要です。

県は共通の感染対策として、手洗いやマスクの着用などの徹底を呼びかけています。