愛媛オリジナル品種の花「さくらひめ」の酵母から造られた日本酒が、フランスで開かれたコンテストで最高賞を受賞しました。

先月、フランスのパリで開かれた日本酒コンテストの純米吟醸酒などの部門で最高賞を受賞したのは、愛媛県松山市の水口酒造が手掛けた「仁喜多津純米吟醸酒さくらひめ酵母」です。

愛媛オリジナル品種のデルフィニウム、「さくらひめ」から抽出した酵母が使われています。

(水口酒造・水口皓介社長)
「素直にすごく嬉しく思っている」
「華やかな香りとジューシーな飲み口が特徴です」
「ワイングラスとかで香りをふわっと開いてから飲んでもらうと、より楽しみ方も増えると思う」

3年前に始まった県酒造組合のプロジェクトで現在、23の蔵元が"さくらひめ酵母"を使った日本酒を醸造し愛媛の地酒をPRしています。

水口酒造は受賞した酒を今月からヨーロッパでも販売していて、海外でのさらなる需要に期待が高まっています。