エサの価格高騰で畜産現場でのコストが上昇する中、肉や乳製品などを食べて生産者を応援しようと、愛媛県松山市内で料理教室が開かれました。

豚のミンチ肉に、牛乳、そして卵。これらは全て県内で生産されたものです。

エサの価格高騰などで生産コストが膨らんでいる畜産現場を応援しようと県とJAえひめ中央が開いた料理教室では、参加者が県産食材を使った料理に挑戦しました。

豚のミンチ肉はニラと混ぜ合わせた後手でこねて形を整えたら、1つ1つ丁寧に皮で包んで焼き上げ餃子の完成。

また、牛乳と卵は潰したジャガイモと合わせてポテトサラダになりました。

このほか牛乳とヨーグルトを使ったデザートなど4品を仕上げ、参加者たちは早速出来栄えを確かめていました。

(参加者)
「とてもおいしいです」
「これから買い物するときに(肉や乳製品が)目に入りやすくなると思うので、少しずつ取り入れていけたらいいなと思う」

(参加者)
「(肉・乳製品などを)変わらず、そのまま買い続けて食べ続けていきたいと思う」

食材の消費拡大へ、県は今後も定期的に料理教室を開き畜産家の支援を続けたい考えです。