県内のレギュラーガソリン1リットルの平均小売価格は、補助金の効果などでおよそ1年7か月ぶりに175円を切りました。

一方で、来週はイスラエルとイランの軍事衝突を受け、値上がりする見通しです。

資源エネルギー庁によりますと、県内のガソリンスタンドで販売されるレギュラーガソリン1リットルの平均小売価格は16日の時点で174円70銭と、先週の調査と比べ2円80銭値下がりしました。

7週連続の値下がりで、およそ1年7か月ぶりに175円を切りました。

値下がりについて調査を行った石油情報センターは、「政府の補助金が今月12日から上限の1リットルあたり10円に引き上げられた効果だ」と説明していて、来週についてはイスラエルとイランの軍事衝突を受け原油価格が急騰していることから、「値上がり」を予想しています。