子どもたちに元気になってもらおうと、宮城県東松島市の保育所に18日、山形県東根市からサクランボの王様とも呼ばれる「佐藤錦」が届けられました。

真っ赤に熟したサクランボ。最高品種の「佐藤錦」です。

18日は、山形県東根市の鈴木敬一副市長が、宮城県東松島市の矢本東保育所を訪れ、代表の園児に佐藤錦約5㎏を手渡しました。

子どもたちは、お礼に歌をプレゼントしました。2025年は、4月に天候が悪かった影響などで、収穫量は例年より3割ほど減少する見通しですが、出来は申し分なく、子どもたちはおいしそうに頬張っていました。

園児:
「おいしかった、うれしかった」

山形県東根市 鈴木敬一副市長:
「抜群の笑顔ですね。子どもたちはサクランボが好きなんだなと思った。我々もうれしい」

東根市は、東日本大震災発生後の2011年12月、東松島市と友好都市を結び、「佐藤錦」の最盛期に毎年贈り続けています。2025年は、幼稚園や保育所など14の施設に合わせて47キロを届けました。