地域の基幹産業でもある漁業への理解を深めてもらおうという取り組みです。
岩手県陸前高田市の小学生がワカメの芯抜きに挑戦しました。

(指導の様子)
「すこ~しずつ押し出してください。そうすると」「すげー」

ワカメの芯抜き体験は市が企画したもので、広田小学校の4年生17人が広田湾漁協の加工場を訪れました。
「芯抜き」とは、採れたワカメを茎と葉に分ける作業のことです。
18日は地域で養殖されたワカメ30キロが用意され、慣れない作業に最初は苦戦していた子どもたちでしたが、時間がたつと慣れた様子で手際よく作業を進めていました。

(児童は)
「難しかったです」
(上手にできましたか?)「はい」
「初めてやってみたけどワカメを普通に食べてるけど、こんなに手作業で難しいんだなと初めて分かりました」

18日芯抜きしたワカメは、子どもたちがデザインしたオリジナルのパッケージに入れて自宅に持ち帰りました。

(児童は)
「おつゆとかにして食べたいと思います」

市は子どもたちに地域の基幹産業に触れて理解を深めてもらうため、今後も漁業について学ぶ機会を作ることにしています。