愛媛県の「とべ動物園」開園以来、初めてマレーバクの赤ちゃんが誕生し、報道陣に公開されました。

下川記者
「いましたよ赤ちゃん。しま模様をしていますね」

今月8日に誕生したマレーバクの赤ちゃん。
生まれた時の体重は10.8キロで順調に成長しています。

報道陣に公開された16日も、お母さんのナナハに甘えたり、お乳を飲んだりと愛くるしい姿を見せていました。

IUCN「国際自然保護連合」のレッドリストで絶滅危惧種にも指定されるマレーバクが誕生するのは、1988年の「とべ動物園」開園以来、初めてで、四国の動物園でも初だということです。さらに…

マレーバク担当 山内真司 飼育員
「とべのイニシャルTマークがある。体に」

右足の付け根には「とべ」のTマークがありました。
また、身体のしま模様は半年ほどでお母さんと同じ白と黒のツートーンになるため、この姿が見られるのは今だけです。

山内飼育員
「(開園)37年目にして初めて誕生したとべ動物園に幸運、幸せを運んできてくれたと思っていますので。皆さんもその幸運、愛らしい姿を見てもらって皆さんに良いことがあるようにと思っている」

一般公開は今月22日から、以降、体調をみながらお披露目される予定です。