JR東日本盛岡支社は、16日夜、東北本線を走る普通列車が所定停止位置を145メートル行き過ぎて停車するトラブルがあったと発表しました。

16日夜9時48分頃、JR東北本線岩手飯岡駅で、下りの普通列車が所定停止位置を145メートル行き過ぎ、ホーム末端から81メートル外して停車しました。
原因は運転士が岩手飯岡駅で停車するところを、頭の中で通過と思い込み、ブレーキを扱うタイミングが遅れたためということです。

そのため、岩手飯岡駅で降車できなかった乗客8人は次の駅で降車し、上り列車に乗り換えて岩手飯岡駅に向かいました。
また、岩手飯岡駅から乗車できなかった乗客6人は、48分後に出発する次の列車に乗ったということです。
またこのトラブルにより、当該列車にも最大23分の遅れが発生したとのことです。

このことについて、JR東日本盛岡支社は「今後、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります」とコメントしています。