7月6日の「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」を前に、コースの安全点検が行われ大会関係者が危険な場所がないか確認しました。

きょうは大会関係者や消防隊員などおよそ13人が参加し、盛岡市の四十四田ダムから南大橋までのおよそ11キロのコースを実際にボートに乗って点検しました。
「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」は、2025年で49回を数える盛岡の夏の風物詩ともいえる大会です。

今回も川を下るスピードを競うタイムレース部門と、自由に川下りを楽しむフリーレース部門の2部門が行われ、2人1組のチームでゴムボートに乗り込み川を下ります。

(記者リポート)
「倒木などの危険な箇所がないか、安全点検に目を光らせています」

安全点検では、少しでも危険がありそうな場所を写真で記録した他、枝や倒木に印を付けました。
この写真や印をもとに大会当日、参加者に注意喚起する予定です。

(盛岡市交流推進部スポーツツーリズム推進室 坂下剛室長)
「水のイベントになりますので、万が一の事故がないような形で、安全に安全を重ねて大会を迎えたい」

点検の結果、大きな危険個所は見つからず、今後大雨となった場合などには再度点検を行うということです。
大会の運営事務局によりますと、17日午前の時点でおよそ350組が参加を申し込んでいます。

参加の申し込みは18日午後6時まで受け付けていて、29日には初心者のための講習会も開かれます。