宮城県東松島市の小学校で17日、環境問題を考える出前授業が行われました。児童たちは分別の徹底によってリサイクル率が高められることを学びました。
東松島市の矢本西小学校で行われたSDGsの出前授業には、東北大学や企業が資源リサイクルなどに関する3つのブースを設けました。矢本西小の4年生50人がそれぞれのブースを回って環境問題について学びました。

大和町に工場がある東京の食品容器製造メーカーは、水槽を使った実験を行いました。同じプラスチックのように見えるスプーンも、原料の違いによって水に浮くものと沈むものがあることを紹介し、分別を徹底すればリサイクル率が高められると説明しました。

児童:
「ペットボトルのラベルを外して捨てたいと思います」

児童:
「機械をもっと大切にして次に使う人のことを思いながら今まで以上に機械を大切にしようと思いました」

東松島市は2018年、政府の「SDGs未来都市」に選定されて以降、東北大学と共同でこうした出前授業を市内の小学校で実施しています。