道に迷った高齢の女性に声をかけ、交番まで送り届けた高松市の小学生に、警察から感謝状が贈られました。

感謝状を贈られたのは、高松市の香西小学校6年生・西紋康平君です。高齢者の発見・保護に多大な功労があったとして、16日に高松北警察署の旭署長から、感謝状と記念品が贈られました。

5月15日の夕方、西紋君はサッカーの練習に行く途中でした。すると、道に迷っている、自転車の70代の女性を発見しました。

そこで女性が「帰り方がわからない」と話したことなどから、西紋くんは「とっさの判断」をしたといいます。

(西紋康平君)
「キョロキョロしていて道に迷ったのかなあと思って、勇気を出して声をかけてみました。あの行動をとっていてよかったなと思います」

そして西紋君は、最寄りの交番に70代の女性と一緒に行きました。

(西紋康平君)
「(友達に)もっと自慢してやりたいと思います。『感謝状とったぞ』みたいな」

「ぜひ警察官に」と声をかけられた西紋君。サッカー選手の次に、将来の夢にしたいと話していました。