よさこい祭り開幕まで2か月を切りました。2024年の大賞チーム、「とらっくよさこい(ちふれ)」が14日、始動しました。
高知市、春野総合運動公園に続々と集まってくる人たち。

2025年の「とらっくよさこい(ちふれ)」の踊り子たちです。「とらっくよさこい(ちふれ)」は2019年からコロナ禍による中止と特別演舞をはさんで3回連続でよさこい大賞を受賞しています。代名詞ともいえる隊列美や観客との一体感で毎年、よさこい祭りを盛り上げています。

「とらっくよさこい(ちふれ)」といえばおなじみの御喜楽シリーズ。去年は「御喜楽続々」でしたが2025年は…
(とらっくよさこい(ちふれ) 亀谷修一 統括)
「『御喜楽湧々』です、ワクワクです。ゾクゾクしたらワクワクやろ」
4連覇を目指す今年のテーマは「御喜楽湧々」。「踊り子自身がワクワクすることで観客にもワクワクを届けたい」という思いを込めているということですが、踊り子の中にはすでにワクワクを抑えられない人も。

(姉に誘われて初参加)
「『学校が忙しいかな』と思って我慢していたんですけど、ワクワクしちゃって抑えきれずに『今年やっちゃおう!』ということで参加しました」

(姉)
「お願いだから来てくれと、『あなたと一緒に踊ったらもっと楽しい踊りができる』ということで誘いました。(Q.とらっくよさこい(ちふれ)の魅力は?)騒がしいけどそこがいいというのが魅力かな」
2025年、チームには小学生から60代までの150人が参加。初回の14日は基本的な鳴子の鳴らし方から始まり、曲序盤の振り付けまで練習しました。

この日練習した振り付けは曲全体の5%ほど。美しい隊列や切れのある踊りはまだ身を潜めていますが、誰も成し遂げたことがない4連覇、そして誰もがワクワクする夏に向けてとらっくよさこい(ちふれ)今年も始動です。
(とらっくよさこい(ちふれ) 川村浩平 代表)
「やっぱりまだ緊張している踊り子さんもいますけど、リピーターも100人いるので、先輩方についていって頑張っていってほしいなと思います。目指すところは“てっぺん”だと思っています。でもお客さんと踊り子の一体感、やっぱりそこはチームの生命線でもありますのでワクワクを皆さんと一緒に作り上げて、よさこい大賞4連覇を目指して頑張っていきたいと思います」