人手不足が課題の建設業について知ってもらおうと、高知県安芸市で中学生を対象にした出前授業が行われました。
県建設業協会青年部連合会は、毎年、安芸市の安芸中学校で出前授業を開いています。16日は全校生徒およそ250人が参加し、連合会に所属する若手社員が講師を務めました。県によりますと、ここ20年で県内の建設業従事者の若手はおよそ9200人から2100人に減っていて、人手不足が課題です。連合会によりますと人手不足の要因は主に若い人に建設業は「危険」や「大変」などのイメージがあるためだといいます。しかし16日の授業でドローンの操縦はコントローラーで簡単にできることがわかるなど、生徒たちは建設業の新たな一面を知ることができたようです。

(生徒)
「ドローンを操縦するのが一番楽しかったです。建設業に興味がなかったけど興味を持つようになりました」
「これまでは、建設業は建物を建てるだけかなと思っていたけどドローンとか操縦していたので、珍しい体験ができて楽しかったです」
主催者は、今後もこの様な授業やイベントを続け業界のイメージ向上に繋げていきたいとしています。