随意契約の備蓄米は入荷せず…

しかし、きょう備蓄米の入荷状況を聞いてみると…
(ギフライス 恩田喜弘 社長)
「(随意契約の備蓄米の入荷は)ゼロ、一粒も入っていない。入庫案内もない」
ギフライスでは小売業者が随意契約した備蓄米を今月上旬に精米するよう依頼されていましたが、きょうまでに届いていないということです。
(ギフライス 恩田喜弘 社長)
「通常の銘柄米と江藤大臣時代の(入札で放出された)備蓄米も精米している中で、随意契約の備蓄米を優先して精米しようと思っていたが、結局モノが入ってこなければ(できない)。売却のスピード感はあったが、納品のスピード感は変わらない」

その一方で、競争入札で放出された備蓄米については順調に入荷してきているといいます。
(ギフライス 恩田喜弘 社長)
「(ギフライスで扱う随意契約の備蓄米が店頭に届くのは)早くて来週から月末、もしくは7月上旬に安定的に回るようになるのではないか」
収束が見えない「令和のコメ騒動」、流通の現場では混乱が続いているようです。