16日の宮崎県内は平野部を中心に気温が上がり、延岡市で36度を記録するなど今年初めて猛暑日となりました。暑さの影響で県内では熱中症の疑いで10人が搬送されました。

16日の県内は、強い日差しと西風の影響で平野部を中心に気温が上昇しました。

(田尻怜也記者)「延岡駅前です。熱気に包まれ、じわじわと汗が吹き出るような暑さです」

宮崎県内で16日いちばん暑かったのが延岡市。
最高気温が36度まで上昇し、この地点では過去最も早い猛暑日の観測となりました。

(延岡市民)「すごい、暑さが。風はあるけど、日差しが暑い」「暑い、ジメジメ。アイスが食べたい」
(タクシードライバー)「きょうはいつもよりかは蒸し暑い。お茶を飲んでいる、朝から多い時で1本半くらい」

このほか各地の最高気温は日向市で35.7度、宮崎空港で34.9度、宮崎市の気象台で34.1度を観測するなど、ほとんどの地点で今年最高となりました。

(街の人)「きょう、てげあちい(すごく暑い)ね」「旅行で来たんですけど東京よりムシムシしてる」

消防によりますと、県内では16日午後5時時点で、熱中症の疑いで10代から90代までの10人が搬送されたということです。