梅雨で大雨が心配される時期を前に、災害で信号機が使えなくなる事態に備えます。

手信号で交通整理をする訓練が16日、山口県山口市でありました。



訓練は台風や地震などの災害で信号機が使えなくなった事態を想定し、山口警察署の若手警察官ら21人が参加しました。

交差点の中央に立ち、手信号で交通整理の訓練です。

両手を水平に上げたら腕と平行する方向は青信号、正面と背面は赤信号。

両手を真上に上げたら、腕と平行する方向は黄信号になります。

山口警察署 地域課 刀根海斗さん
「夏、大雨など災害が多いと思う。スムーズに手信号できるように若手どうしで練習して、完璧に近い形にしたい」

山口警察署 林久晃 交通課長
「一般のドライバーは、警察官の手信号をいま一度確認してもらいたい」

このほかにも、道路が冠水したときマンホールなどに落ちないための対処法や、発電機の立ち上げ方なども確認しました。