6月15日の午前、山梨県南アルプス市のビニールハウスで農作業をしていた77歳の男性が、トラクターの運転席で意識がない状態で見つかりました。

男性は病院に搬送されその後、死亡が確認されました。

死亡したのは南アルプス市東南湖の農業、村松正幸さん(77)です。

警察によりますと、村松さんは6月15日の午前9時半ごろから、きゅうりを栽培している市内のビニールハウスで1人で作業をしていました。

しかし、正午ごろに村松さんの家族がハウスに行ったところ、トラクターがハウスの支柱に衝突し、運転席で意識を失っている村松さんを発見したということです。

村松さんはその後、病院に運ばれ死亡が確認されました。

死因は胸を強く打ったことによる血気胸だということで、警察が事故の原因を詳しく調べています。

山梨県内での農作業中の死亡事故は、今シーズン初めてとみられます。