15日、熊本県山鹿市の神社で無病息災を願う「犬子(いんご)ひょうたん祭」が行われました。
山鹿市の大宮神社境内にある八坂(やさか)神社の例祭、「犬子ひょうたん祭」は毎年6月15日に行われます。
訪れた多くの参拝者たちのお目当てが 子犬がひょうたんを抱いている御守りです。この御守りは江戸時代、京都から八坂神社の神様を招いたとき、ついてきた子犬にお神酒を与えたところ 疫病がおさまったという言い伝えからきた縁起ものです。
「この子の健康だけを願いました。健康であれば、それが一番です。」(参拝に来た親子)
また地元では、この日から浴衣を着始める「初かたびら」という風習があり、浴衣や甚平を着た人たちも訪れていました。