教育現場の人手不足解消へ教員免許を持ちながら教職に就いていないいわゆる「ペーパーティーチャー」を対象とした研修会が15日、愛媛県松山市で開かれました。

「ペーパーティーチャー研修会」は、愛媛県教育委員会が一昨年度から行っていて、今年度1回目となる15日は、20代から70代までのおよそ40人が参加しました。

なかでは、県教委の担当者が、教諭の欠員や育休取得などにより、先月1日現在、県内全体で231人の常勤講師を採用していることなどを説明しました。

続いて、愛媛大学大学院の渡部ゆかり特別教授が、「人を育てるやりがい」といった教職の魅力に加え、デジタル化などで働き方改革も進んでいる現状を伝えていました。

(研修の参加者)
「教員の仕事に悪いイメージが多かったが、教員の面白さが色々知れてよかった」

この研修会は、11月にも2回開かれる予定です。