■GⅠ・宝塚記念(6月15日、阪神競馬場 芝2200m)
第66回宝塚記念(3歳上オープン、1着賞金=3億円)が行われ、武豊騎乗の7番人気・メイショウタバル(牡4、栗東・石橋守)が制した。武豊は今季GⅠ初制覇、宝塚記念は06年ディープインパクト以来、最多勝記録更新の5勝目を飾った。
横山和生騎乗の1番人気・ベラジオオペラ(牡5、栗東・上村洋行)が2着。ジャスティンパレスが3着に入った。
直線の短い阪神内回りコース。最初のコーナーで先頭に立つと、直線に入ってベラジオオペラが先に仕掛けたが、メイショウタバルが内で一気に逃げ切り、GⅠ初Vを成し遂げた。
上半期G1の締めくくりとなる宝塚記念は、今年から開催日程が見直され、暑熱や梅雨の影響を考慮し、例年より2週間早まってレースが組まれることに。有馬記念同様、ファン投票によって出走馬が決まるグランプリレースで、66回目を迎える今年は、ファン投票1位で、G1・大阪杯を連覇したべラジオオペラ、同2位で、昨年末のG1・有馬記念を勝利し、グランプリ連覇の偉業が懸かるレガレイラなど、豪華メンバー17頭が激突した。