城下町、大分県臼杵市の夜をほのかな光で包むうすき竹宵が3年ぶりに通常開催され、5日多くの人が竹灯りの温もりに心を癒されました。

2万灯の竹ぼんぼりが城下町臼杵をほのかな灯りで照らし出す「うすき竹宵」。新型コロナの影響で2年前は中止、2021年は規模を縮小して行われ、3年ぶりの本格開催となりました。

市の中心部には市民が製作した竹ぼんぼりが至る所に飾られ、幻想的な世界に包まれました。

見物客「昼間の臼杵と違って雰囲気が変わってよかった」「初めてきたんですけどすごくきれいで温まります心が」

祭りのメインイベント、般若姫行列では雅な衣装に身を包んだ般若姫が雅楽の演奏とともにゆっくりと進みました。

会場ではサプライズ花火も!この日を待ちわびた人たちが大勢訪れ関係者はコロナ禍前に戻ったようだと振り返りました。

(うすき竹宵実行委員会・三重野太実行委員長)「みなさんが喜んでいる顔を見て感無量ですね。やっと通常開催出来たよかったという気持ちでいっぱいです。また来年頑張ろうと結束も固まってきますね」

晩秋の風物詩、うすき竹宵。灯りのぬくもりが多くの人にやすらぎの時間を与えてくれました。